早いもので、もう8月です。
今年も残すところあと4か月ちょっとになりました。
歳月は人を待たずといいますが、年齢を重ねるごとに時間が早く経つように感じる方は多いのではないでしょうか。
このように感じる現象を「ジャネーの法則」と呼ぶそうです。
子どものころ、あれほど長く感じた時間が、同じ時間を生きているのに、大人になると短く感じるようになります。
ジャネーの法則とは、19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネーが発案しました。
年月の長さに対する主観的評価は、年齢に反比例するという法則で、同じ時間の経過であっても、年少者は長く、年長者は短く感じるというものです。例えば、
・50歳の人間にとって、1年の長さは人生の50分の1
・5歳の人間にとって、1年の長さは人生の5分の1
つまり、50歳の人間にとっての10年間は、5歳の人間にとっての1年間にあたるということです。
また、この他にも生活に新鮮味がなくなることも時間が過ぎるのが早く感じる理由だそうです。
より豊かで有意義な人生を送るために、日々いろいろなことに興味を持ち、今までの自分とは違ったもの・分野に挑戦してみるのもいいかもしれません。